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ディベート大会予選(11/3)

  • Writer: kobashiseminar11th
    kobashiseminar11th
  • Nov 3, 2018
  • 4 min read

どうも、平井です。お酒飲んで酔ってるので今日はたくさん書きます。


3回生が夏休みから準備していたディベート大会の予選が本日行われました。予選では全33チームが2試合ずつ戦い、審判の得票数の上位8チームが10日の本戦に出場できます。今年の小橋ゼミからは3チームが予選に出場しました。

今年は特に”勝つ”ことを念頭に、3チームとも本戦出場、そしてその先の優勝を目標に活動してきました。ディベート経験者がいない中、ディベート講座への参加やゼミ内での模擬ディベートを繰り返し、そのたびに空き時間に立論の作成や反論材料をチームで調べ合い、準備を整えてきました。ですが、、、


 結論から言うと、残念ながら本年度、当ゼミから本戦に出場するチームは出ませんでした。各チーム・個人ごとにうまくいった点や満足した点はいくつかあったと思いますが、やはり本戦に1チームも出られなかった、なんの爪痕も残せなかったというのは個人的には悔しい気持ちでいっぱいです。(普段は無感情気味なみんなも悔しそうな表情が多かった)

ただ、[江戸時代の大名、松浦静山の言葉より引用開始。]『勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし』[引用終了。]という言葉があるように、負けた試合の中でなにかしら反省点があったのは確実です。僕たちのディベート大会はこれで終わりですが、この経験を自分たちの将来や来年ディベートをする(かもしれない)ゼミの2回生に繋げることが今後の僕たちにできる最良のことだと思います。


 ここからは自分が今大会に参加して思ったこと得られたことをぐだぐだと書きます。


今さらこんなことを言うと怒られそうですが、自分はもともとディベートが好きではありません。なぜならディベートは必ず議論が平行線で終わるからです。最終的に勝ちか負けか、100か0かで終わります。殺伐としたゲームだと思います。相手の意見を認めたら不利になるので、なんとか反論の余地を見つけ、細かい穴を見つけ合います。是が非でも否定し合うのです。発言には時間制限があります。意見を主張しきれなければそこを突かれるので早口の応酬になります。そうなると聞き取るのも一苦労です。大変です。しんどいです。

 自分にとって議論とは、互いのいい点・悪い点を時間をかけてはっきりさせ、一つのすばらしい、正解に近い答えを作り上げることだと考えています。相手の主張を全部聞いた上で、しっかり理解し、自分の主張をする。これの繰り返しが正しい議論だと思います。


 さて今日の2戦目、僕たちのチームは宮崎ゼミの4回生のチームと対戦しました。自分はそこで肯定側反論をしたのですが、反論したい内容が多すぎてすっかり動揺し、序盤から歯切れの悪い出だしをしてしまいました。しかしそんな中、ふと相手の方を見ると全員が自分の方を見て「うんうん、聞いてますよ!」と言うかのごとくうなずいて話を聞いてくれていたのです。基本ディベートで反論を聞くときは、集中してメモをとるために顔がうつむいていることが多かったり、こっちを見たとしても「認めないぞ」という意思がはたらき、またうつむいたりが大半なのですが、そのチームは違いました。まるであえて議論を引き出してくれたかのような……。

そのおかげもあってか、その後は割と普通に話せました。結果的にそのチームには負けてしまいましたが、そのディベートの中に自分が理想とする議論が、一筋の光が見えたような気がしました。(大げさ?)


 自分は正直、今大会を経ても相変わらずディベートが好きになれていません。しかしそんな殺伐としたディベートの中でも相手の意見を尊重しながら戦うことのすばらしさを学びました。そんなディベートができるチームが、相手の意見をバッサリ切り捨てて、自分の主張を無理矢理押し通すようなチームより評価されるようなシステムになってほしいし、もし2回生が来年の大会に出るならそんなディベートができるチームを目指してほしいなって個人的に思いました。



ねむくなってきたので以上です。


 

 
 
 

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